CB50JX-1レストア PC18キャブレーター清掃

さて、CB50JX-1を動かしたい。
最終的には原型がないほどカスタムする予定ではあるけど、原型の良さを確認しておかないと、カスタムもクソもないと思うんです。

という事で、とりあえずはキャブの清掃から進めてみます。

と、思いつつもまずはスロットルワイヤーからです。
スロットルを回しても戻らない。半腐り状態ですから当然ですが、ワイヤーがカラカラ(もしくはガビガビ)になっているハズ。
スロットルをバラす時にネジ頭をナメるのを覚悟していたのですが、案外すんなり緩み、半腐りなりにも状態の良さを感じたり。

ワイヤーを取り外し、潤滑油を注入します。下から垂れる程注入。ワイヤーを手で抜き差しし、動きが軽くなるまで繰り返します。

しかし、この結果は失敗(不足?)でした。スロットルを回しても戻ってこない状態のままでした。回すのが軽くはなったけど。
(まぁ、とりあえずは手動で戻せばいいや)と、そのままにしてあります。

続いて、キャブを外して分解し・・・おっと!“なんじゃこりゃぁ”状態です。軽く飛沫が顔面に・・・。異臭を放つ緑色の液体が出てきました。ガ、ガソリン??あまりマトモには匂いを嗅げなかったけど、油粘土の酷いヤツみたいな匂いだったと記憶しています・・・。

さらにフロートに注目してください。微妙に中央で曲がっています・・・。仕様??いやいや、そんなハズはないとやさしーく手で曲げて直しました。
万が一仕様だったら厄介な事になるけど、まぁまず大丈夫でしょう。

とにかく部品を外して一晩“キャブクリーナー風呂”にご入浴いただきました。

翌日パーツクリーナーで細かい部分も掃除して、ジェット類も本体も一応キレイになりました。
・・・と、言い切れない点があります。クリーナーなどが乾いてしばらくすると、パーッと本体内側にカビの様な白い粉がふくんです・・・。
気分がドンヨリしながらも、そっと閉じました。不具合があったら追記という事で。

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